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世田谷区シルバー人材センターの詳細情報

　シルバー人材センターは、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づき、国、都、区などからの支援を受けて運営されている公益法人（社団法人）です。

　企業や家庭、公共団体などの発注者からさまざまな仕事を引受けて、地域の経験豊かな高齢者の方々に仕事を提供する団体であります。

　高齢者の会員は働くことを通じて生きがいと健康づくりをすすめ、活力ある地域社会づくりに貢献しています。

基本理念

シルバー人材センターは、入会されている会員に高齢者にふさわしい仕事を提供します。
シルバー人材センターは、会員に、仕事の実績に応じて報酬を「配分金」として支払います。
発注者のご依頼の仕事は、シルバー人材センターが責任をもって請け負います。

仕組み

会員による自主的・主体的な運営: シルバー人材センターは、会員による自主的・主体的な運営を理念としています。
共働・共助のもとで働く: 会員のひとり一人が豊かな経験と知識をいかし、お互い協力し合いながら、仕事を開拓し、働くことを理念としています。

ここに注目です！！

シルバー人材センターで扱う仕事は、臨時的・軽易な仕事が中心です。
シルバー人材センターでは、毎月いくら支払うというように、一定の収入や就業日数は保障していません。
シルバー人材センターと会員、会員と発注者との間には雇用関係はありません。
雇用関係ではないので、仕事をする会員については労災保険の対象にはなりません。
仕事中や仕事先への往復のときに事故があった場合は、独自のシルバー保険（傷害・損害賠償）で対応することになります。

歴史

　シルバー人材センターは　高齢者の福祉と労働にまたがる都の施策として昭和49年12月その方針が出されたものです。

　本センターはこの方針に基づき都及び区の指導援助を受けて昭和53年7月に　当初は世田谷区高齢者事業団として発足しました。

　昭和53年12月本事業が国の施策として全国的に推進されることに伴い本センターも社団法人シルバー人材センター世田谷高齢者事業団となりました。

　さらに平成2年7月社団法人世田谷シルバー人材センターに名称変更し高齢社会の一翼を支える団体として重要な役割を担って活動を続けています。

就業について

センターは公共的・公益的な団体です。営利を目的としていません。
雇用や人材派遣と違い仕事の受注はセンターが行います。
受注した仕事は、すでに入会している会員に提供します。
会員は働いた仕事の量と資質に応じて『配分金』をセンターから受け取ります。
会員の皆さんはひとりひとりが事業者という立場でセンターとも仕事を提供した。
発注者とも雇用関係をもちません。

仕事の種類

植木屋、家事援助サービス、学習教室・家庭教師、襖・障子の張替え、住まいの修理やさん、公共施設等の管理、駐輪・駐車場の管理、軽作業群、清掃作業、パソコン等の入力、毛筆筆耕、パソコン教室

入会について

入会資格

世田谷区内にお住まいの方
原則として60歳以上の方
健康で働く意欲のある方
ご自分で何らかのお仕事をしていない方
センターの主旨に賛同される方
以上、５つの条件を満たす方に入会資格があります。

入会手続き

入会条件を満たした方は、以下の手続を執っていただきます。

入会説明会への事前予約

毎月1回、「入会説明会」を行っております。お電話・来所にて「入会説明会」への出席を必ず事前予約していただきます。予約のときには、事務局職員に氏名・住所・電話番号・年齢を必ず告げてください。

入会説明会への出席

当センター理事による「シルバー人材センターの主旨や仕組み等の説明」を聞いていただき、ご自分が考えていた内容と相違ないかをご判断いただきます。その上で、ご入会をご希望される方は「入会申込書兼会員票」等の書類を持ち帰っていただき、必要事項を自宅でご記入いただきます。

入会時研修会への出席（手続用紙等の提出）

上記の「入会申込書兼会員票」等の入会に必要な書類を提出していた　だきます。　この「入会時研修会において、当センターでの就業経験がある　先輩会員から体験談や心構え等の話を聞いていただきます。　その後、事務局職員との面談を一人、一人行います。（原則として、「入会説明会」に参加した月の「入会時研修会」に出席していただきます。）

理事会の承認

正会員になるには、理事会の承認を得なければなりません。原則として上記の1～3までの手続が済んだ月の理事会で承認していただきます。理事会の承認を得ますと「会員証」を各会員に発行いたします。