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東京都シルバー人材センターの詳細情報

 シルバー人材センター事業は、自らの能力を活かしながら自分なりの働き方で社会参加をしたいという概ね60歳以上の高齢者に対し、多様なニーズに応じた就業の機会を提供することにより、高齢者自身の生きがいや生活の充実を図るとともに、活力ある地域社会をつくりだすことを目的としています。

 シルバー人材センターが企業、家庭、公共団体等から請負形式で引き受けた臨時的・短期的な仕事を会員に提供し、会員は就業することによって、シルバー人材センターから配分金を受け取るという仕組みになっています。

 現在、都内では58か所設置され、東京都シルバー人材センター連合(財団法人 東京しごと財団)は各シルバー人材センターの育成・指導の役割を果しています。

シルバー人材センターの理念

 シルバー人材センター事業は、「自主的・主体的組織理念」と「共働・共助の事業理念」という二つの事業の理念に基づいて運営されています。

1. 自主的・主体的組織理念
高齢者の希望に応じた就業の機会を確保するため、地域社会の各層の理解を得ながら理事会等の組織活動の中で自分たちで十分検討し、自分たちで運動の目標を立て、課題や問題の解決に当たるなど主体的に活動する組織理念です。
2. 共働・共助の事業理念
シルバー人材センターでの会員の働き方は、仕事別グループの一員として、会員相互に協力し合い、助け合いながら仲良く就業することを基本とした事業理念です。また、会員自身が働く会員の就業環境の整備を進めています。

入会手続き

 おおむね60歳以上の健康で、働く意欲のある方なら、どなたでも会員になれます。
 会員はシルバー人材センターの事業理念にそって地域社会で働きます。

▼入会手続き
お住まいの地域(区市町村)のシルバー人材センターに、入会申し込みをします。
また、申し込みのときには、自分の希望する仕事を登録しておきます。
▼会費
会員になると年会費を納めます。会費の額は各センターごとに決められています。(年間600円から2000円程度)

会員の働き方

 シルバー人材センターの仕事は臨時的・短期的・または軽易な業務とされる仕事です。長期契約の仕事では、複数の会員によるグループ就業やローテーション就業が行われることがあります。

▼仕事をするには
企業、家庭、公共団体などから発注のあった仕事を、会員に提供します。
発注者、及びセンターと会員との間には雇用関係・指揮命令関係は発生しません。(働く日数や収入の保障はしていません。)
希望の仕事があったときは、自分の意志で選んで働きます。また、技能講習等も開催していますので「なんでもやってみよう」という気持ちで参加してください。
▼配分金
会員が働いた仕事の内容と実績に応じて、シルバー人材センターから報酬として「配分金」が支払われます。
▼シルバー保険
会員が安心して働けるよう、仕事中のケガや仕事先での損害などについて補償する「シルバー保険」(傷害・賠償)が適用されます。

東京都シルバー人材センター連合の所在地

〒102-0072

千代田区飯田橋3-10-3
東京しごとセンター8階

TEL:03-5211-2329  03-5211-2329

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仕事の種類

■サービス分野

家事手伝い、家庭介助、区/市報の配布 、学童擁護、保育補助 等

■管理分野

公民館/学校管理、駐車場管理、自転車整理 等

■軽作業の分野

公園清掃、除草、商品整理、袋詰め、ビル清掃、ポスター貼り 等

■専門技術分野

学習教室、家庭教師、経営相談、翻訳・通訳、経理事務 等

■事務分野

一般事務、毛筆筆耕、あて名書き、受付事務 等

■外交/折衝分野

水道/ガス検針、チラシ配布、集金・配達 等

■技術を必要とする分野

ふすま貼り、大工仕事、ペンキ塗り、植木手入れ、和/洋服仕立て 等

ここに掲載した仕事の内容は、標準例です。こんな仕事もお願いできるの?と疑問に思われたら、お気軽にあなたの街のシルバー人材センターまでお問い合わせください。

あなたの街のシルバー人材センター

シルバー人材センター事業制度改正の背景

 国は昭和55年度からシルバー人材センター事業を国庫補助事業として開始後(約100シルバー人材センター)、平成7年度末現在、全国で全区市町村の約3割にしか満たない約700地区に設置するという状況から、超高齢社会に向けて、高齢者が全国どこでもシルバー人材センター事業に参画することのできる新しい制度が必要となった。
 また21世紀初頭までに会員数100万人を目指してさらに発展させていきたいとのシルバー人材センター関係者の強い要請をうけたもの(労働省説明資料)

 国はシルバー人材センター事業を実施している地区の区市町村に対し、2分の1の補助を行っていたが、行財政改革(少額補助金の整理)の一環として、補助制度の見直しが不可避となった。

制度改正の内容

 都道府県ごとにシルバー人材センター等を構成員とする公益法人をシルバー人材センター連合として指定。

 シルバー人材センター連合は、原則として、都道府県下全域でシルバー人材センター事業を実施。既にシルバー人材センターが設置されている地域については、従来どおり当該区市町村シルバー人材センターが事業を実施。

 国は、区市町村が従来どおりの規模・水準の補助を行うことを前提として、一括してシルバー人材センター連合に対して補助、連合がシルバー人材センターに配分する方式に変更。

シルバー人材センター連合の指定

 東京都では、振興財団が従来からシルバー人材センターの指導・援助を行っている状況から、同振興財団を連合として指定することとした。

 振興財団は、東京都の方針に基づき、寄付行為の改正等、連合として指定を受けるために必要な条件を整備し、都内全シルバー人材センターの参画を得て、平成8年10月1日をもってシルバー人材センター連合として東京都知事の指定を受けた。

シルバー人材センター連合の業務

臨時的かつ短期的な就業(雇用によるものを除く。)又はその他の軽易な業務に係る就業(雇用によるものを除く。)を希望する高年齢退職者のために、これらの就業の機会を確保し、及び組織的に提供すること。

臨時的かつ短期的な雇用による就業又はその他の軽易な業務に係る就業(雇用によるものに限る。)を希望する高年齢退職者のために、無料の職業紹介事業を行うこと。

高年齢退職者に対し、臨時的かつ短期的な就業及びその他の軽易な業務に係る就業に必要な知識及び技能の付与を目的とした講習を行うこと。

前3号に掲げるもののほか、高年齢退職者のための臨時的かつ短期的な就業及びその他の軽易な業務に係る就業に関し必要な業務を行うこと。

東京都シルバー人材センター連合の事業

東京都及び区市町村との出捐協定に基づき、シルバー人材センターの援助・育成のための事業を実施します。

東京都シルバー人材センター連合の事業

1 財団のシルバー人材センター運営に関する援助、育成等
  • 事業運営に関する援助及び指導
    • シルバー人材センター事業が、円滑に運営されるよう援助及び指導を行います。
  • 安全就業
    • シルバー人材センター事業の安全就業と事故防止のため、意識啓発を図ります。
  • 普及啓発
    • シルバー人材センター事業に関する都民各層への理解と浸透、地域における事業の充実・拡大を目的として普及啓発活動を実施します。
  • 役職員等の研修
    • 自主・自立の事業理念のもと役員・会員が中核となって推進することを基本とし、その役割を担う役員等に対して必要な情報や知識を付与する研修を実施します。
  • 事務局職員の勤務条件等の調整及び福利厚生事業への助成
    • シルバー人材センター事務局職員の勤務条件等の調整や福利厚生の充実を図ります。
  • 関係団体等との連携
    • シルバー人材センター事業の積極的な推進を図るため、関係行政機関等との連絡会議を開催します。
      また、事業の全国的な発展に寄与するため、社団法人全国シルバー人材センター事業協会及び関東ブロックシルバー人材センター連絡協議会との緊密な連携を図ります。
2 シルバー人材センター連合事業
  • シルバー人材センター連合交付金の交付
    • 連合運営費等、国庫補助金について、連合交付金としてシルバー人材センターに対して交付します。
  • シルバー人材センター連合の会議
    • 都内58シルバー人材センターの統一的な事業運営を行い、連合事業を円滑に進めるため、会議を開催します。
  • 広域的受注・調整事業
    • シルバー人材センターの就業開拓の一環として、広域にわたる仕事について、連合本部が仕事のあっせん・仲介を行う広域的受注・調整事業を実施します。
  • 福祉・家事援助サービス推進事業
    • シルバー人材センターに対する相談・指導、ノウハウや情報の提供等を実施します。
  • ホワイトカラー就業機会開発事業
    • 事務系職種に係る仕事の確保・提供体制を整備し、「ホワイトカラー就業機会開発員」を配置し、活動拠点との連携を図ります。
  • 一般労働者派遣事業
    • 臨時的かつ短期的な就業その他軽易な業務に係る一般労働者派遣事業の普及啓発等を行います。
  • 職域拡大技能講習事業
    • 高齢者の就業機会の拡大を図るため、活動拠点において今後就業拡大が見込める分野を選び、その実施にあたってキーパーソンとなる会員のレベルアップを目的として講習を実施します。
  • 安全・適正就業パトロール指導員の配置
    • 安全・適正就業パトロール指導員を委嘱し、安全就業と事故防止の推進を図るとともに、適正な就業の遵守のために、地域のシルバー人材センターを巡回パトロールし、安全・適正就業を指導します。
  • 無料職業紹介事業
    • 連合本部として、臨時的かつ短期的な雇用による就業及びその他軽易な業務に係る就業(雇用によるものに限る。)を希望する高齢者のために、シルバー人材センターと連携して無料の職業紹介事業を行います。
3 能力開発
シルバー人材センターでの就業を希望する高齢者を対象に、基本的知識、技能・技術を付与し、シルバー人材センターで就業に結びつけるための講習等を実施します。
4 シニアワークプログラム事業
高齢者の雇用・就業機会の確保を促進することを目的として、60歳台前半層の高齢者を対象に、地域の事業主団体の参画・協力のもとに雇用・就業を前提とした技能講習を辞しします。

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